大鳴門橋遊歩道–渦の道を歩きながら、鳴門の渦潮を見下ろす



四国徳島で最も感動したのは、世界最大級の渦潮を見ることです。船で間近に渦潮を観察するだけでは物足りず、大鳴門橋にある「渦の道」にも足を運びました。そこから約45メートル下の鳴門の渦潮を見下ろすと、また違った感動を味わうことができます。

大鳴門橋遊歩道・渦の道方向へ進んでください

鳴門公園の御茶園展望台で絶景を堪能した後、近くの道を約250メートル歩くと「渦の道」に到着します。途中で見える円形の建物は、大鳴門橋架橋記念館です。多くの観光客が小道を歩いて橋の側道に行き、大鳴門橋を眺めながら車が行き交う様子を見ることができます。

大鳴門橋遊歩道「渦の道」は橋の下にある歩道です

「渦の道」に向かう際、小さな坂道を登ると、工事車両が停まっていたり、橋の内部で作業をしている技師の姿が見られました。大鳴門橋の遊歩道は橋の下部にあり、日頃からメンテナンスが行われているため、とても綺麗に整備されています。この日の満潮時に最も大きな渦潮が見られるのは19時20分、干潮時は13時との案内があり、私たちが訪れたのは午後2時頃でした。

大鳴門橋遊歩道「渦の道」の第一休憩所

チケットを購入後、長い遊歩道を歩き始めました。夏でしたが涼しく、外の暑さとは対照的でとても快適でした。第1休憩所を通ると、第一次世界大戦時に鳴門市大麻町板東に設置された「板東俘虜収容所」の歴史や捕虜の生活を写した写真が展示されており、興味深い内容でした。

大鳴門橋遊歩道「渦の道」の第二休憩所

遊歩道の安全対策は非常にしっかりしており、鉄網のほかガラスの囲いがあり、子どもたちでも恐怖を感じることなく海を見下ろすことができます。第2休憩所に到着すると、徳島の名所である霊山寺や極楽寺の案内板があり、また江戸時代後期(1780年頃)から続く徳島を代表する陶器「大谷焼」の歴史も紹介されていました。

大鳴門橋遊歩道「渦の道」の歩道の終点

各休憩所ごとに見どころがあり、最終的に遊歩道の終点に到達しました。そこではガラスの床が増え、「渦の道」のハイライトとも言える場所で、足元に広がる渦潮の流れを一望できます。近くでは見られない渦潮も、遠くから円を描くような流れが確認できました。。

大鳴門橋遊歩道「渦の道」下方の船舶

橋の下を貨物船が通過し、観光船が渦潮を間近で見るために進んでいく様子も見られました。橋の下に広がるこの自然の造形美は、まさに徳島の絶景と呼ぶにふさわしいものでした。

大鳴門橋遊歩道「渦の道」の施設とスタンプ

見終わった時には、すでに日本時間の午後3時近くになっていました。気がつけば、ここに1時間も滞在していました。少し休憩した後、入口でもあり出口でもある場所に戻りました。近くには記念スタンプを押す場所がありました。このスタンプはとても大きく、チケット売り場のスタンプコーナーの隣で配られていた紙を使わないと押せませんでした。

大鳴門橋遊歩道「渦の道」の出入口観光地図と橋上を走る車両

急いで「渦の道」に来たため見逃していましたが、鳴門の渦潮は地球の自転や月の引力による満潮・干潮、そして海底地形の影響で生まれる潮流によって形成されています。この驚くべき自然現象を見た後、大鳴門橋を走る車両にも注目しました。大型バスやトラックが通過する姿を見て、この橋の建設がいかに壮大なプロジェクトだったかを実感しました。


大鳴門橋遊歩道 渦の道

公式サイト:https://www.uzunomichi.jp/

所在地:徳島県鳴門市鳴門町(鳴門公園内)

電話番号:088-683-6262

営業時間:

  • 夏季(3月~9月):9:00~18:00 ※最終入場17:30
  • 冬季(10月~2月):9:00~17:00 ※最終入場16:30
  • ゴールデンウィーク・夏休み期間:8:00~19:00 ※最終入場18:30

地図:

 

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