四国中央部の「HOTEL ROUTE-INN SHIKOKU CHUO」で朝食を済ませた後、徳島県三好市の「大歩危峡観光遊覧船」へ向かいました。日本三大秘境のひとつである大歩危と小歩危の奇岩と美しい緑の水を楽しむのが目的です。車で約50分ほどの道のりで駐車場に到着しました。道中、道路は狭かったものの、近くで小さな車が自分専用の駐車スペースに器用に収まる様子が見られ、とても感心しました。
「大歩危峡観光遊覧船」の建物の横には無料の駐車場があります。車を停めてチケット売り場へ向かい、チケットを購入しました。隣には個人情報を記入するためのテーブルがあり、記入を終えると船に乗る準備が整います。
次の階でトイレを利用しました。遊覧船にはトイレがないため、乗る前に済ませておくことをお勧めします。その後、峡谷へと続く道を進むと、すぐそばに美しい緑色の渓流が見えてきました。
船内はすでにほとんど満席でした。私たちも乗船し、座席の横にある細長いベルトのようなライフジャケットを装着しました。緊急時には水上で自動的に膨らむ仕組みで、腰にしっかりと締めるだけで安心です。
船は岸を離れ、ゆっくりと大歩危峡谷の下流へ進みます。目の前に次々と現れる奇岩の数々に圧倒されました。
下流に近づくと、水面は非常に穏やかで、陸地の木々や岩、山の景色が水面に鏡のように映り込んでいました。本当に美しく、青い空までもが水面に反射していました。
▲大歩危峡観光遊覧船:奇岩と緑の渓流
その後、船は上流へ戻り始め、出発地点へと向かいます。峡谷を進む途中で、岩のそばに黒い鳥が見えました。調べてみると、カワウのようでした。特別に望遠レンズで撮影してみました。また、谷の周辺では黒いトビが時折旋回している姿も見られました。飛ぶスピードが速いため、撮影は難しかったです。。
峡谷の景色は本当に壮観でした。周囲の岩は板状や塊状で形もさまざま。水中に沈んでいる岩もあり、その堅さを感じさせました。対岸から観光遊覧船がこちらに向かって進んでくると、峡谷や岩がその船を囲むように見え、自然の芸術品のようでした。
船は出発地点に戻り、大歩危峡谷の美しさと、多くの自然保護種を間近で観察できるこの体験は素晴らしいものでした。ここで感じたのは、神が創造した世界の美しさです。
チケットホールに戻ると、観光バスから降りた団体客が若いガイドさんに案内され、船に乗り込む準備をしていました。そのガイドは中国語で案内しており、聞いてみると台湾の団体客でした。ガイドさんは東海大学の日本語学科の学生で、台湾の観光客を徳島の観光スポットで案内するためにここで働いているとのこと。このような産学連携の取り組みは台湾の多くの大学でも見られ、高苑科技大学、静宜大学、東海大学、修平科技大学、台北大学などが参加しています。
ここは有名で、国の自然保護地区にも指定されている観光名所です!
大歩危峡観光遊船
ウェブサイト:https://mannaka.co.jp/
住所:徳島県三好市山城町西宇1520
TEL:0883-84-1211
受付時間:9:00-17:00
地図:
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