宇多津駅で下車した後、ほっかほっか亭という美味しいお弁当屋さんで昼食を取り、そこから徒歩で四国水族館へ向かいました。
ここは午後をゆっくり過ごすのにぴったりな場所です。多くの人は車で来て近くの有料駐車場に停めますが、私たちは電車で来て宇多津駅から徒歩約12分で到着しました。旅程も残り2日となっていたため、すでにレンタカーは返却していました。
四国水族館の入口に着くと、まずは入場券を購入しました。
この日は曇り空で、台風が日本に接近していたため、傘を持って出かけました。ホテルに戻る時に雨に濡れないようにするためです。チケットを買った後、館内のマップをざっと確認しました。館内は基本的に1階と2階に分かれて展示がありました。
この宇多津の地は、江戸時代から塩田があり食塩の生産が行われていたそうです。まるで台湾の七股塩田のようですが、現在はその面影は残っていません。
ちょうど特別企画展「骸展」が開催されており、
動物の骨格標本作家・光岡紫乃さんによる精巧な動物の骨格標本が展示されていました。とても見応えがありました。。
蛇のような骨格をはじめ、ペンギン、ダチョウの頭部、カワウソ、カエル、ナマケモノなどの骨格も展示されていて、毛や皮がないと何の動物か分からないものもありました。とても興味深かったです。
その後は館内の多くの水槽を見学しました。
イソギンチャクやカクレクマノミのほか、見たことのない種類の生き物もたくさんいて、水族館好きにはたまりません。私は特にクラゲやイカが泳ぐ姿が好きで、とても幻想的で魅了されました。
しばらくするとイルカショーの時間になり、屋外のイルカプールへ向かいました。
ここからは海も見えてとても開放的な空間でした。イルカのパフォーマンスは素晴らしく、垂直に回転する動きや高くジャンプする姿に驚かされました。
ショーの終盤では、複数のイルカが同時にジャンプするパフォーマンスもあり、息の合った動きに感動しました。ここのイルカたちは本当にかわいいです。
↑すごいイルカのパフォーマンス
続いてはペンギンの時間になりました。
最初は泳いだり飛び込もうとしたりしていましたが、餌やりや名前を呼ぶイベントでは、お客さんも夢中になって見入っていました。それぞれのペンギンには名前があり、餌を取り合う姿も微笑ましかったです。最後には巣で卵を温めているペンギンのために、飼育員さんが小魚を与えていました。動けないペンギンへの配慮が素敵でした。
接次はカワウソの時間です。
餌をもらう前は、ボロ布をくわえて遊んでいたカワウソですが、飼育員さんが現れるととても嬉しそうにガラスについた魚の身を夢中で食べていました。
↑四国水族館のかわいいカワウソ
日本で初めて見るような大きな水槽もありました。
ここには四国最大の展示水槽「綿津見の景」があり、その高さは5.5メートルもあります。とても広くて、この空間では心も体もリラックスできます。魚たちがゆったりと泳ぐ姿を眺めながら、前に設置された座席で少し休憩することもできました。
最後の餌やりタイムは2頭のかわいいアザラシでした。
彼らはおやつの時間が近いことを分かっているようで、水面から顔を出して飼育員さんが来るのを何度も確認していました。時間になると、飼育員さんの合図に合わせて体を動かし、その姿が本当に愛らしかったです。
この日の午後はとてもゆったりしていて、癒しの時間となりました。天気はずっと曇りで、最後には少し雨も降ってきましたが、かわいい動物たちに出会えて気分もとても良くなりました。
四国水族館
公式サイト:https://shikoku-aquarium.jp/
住所:香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
電話番号:0877-49-4590
営業時間:毎日9:00~18:00
地図:
More articles :