東京での渋滞の影響で箱根への到着が遅れ、当初予定していた箱根湯本駅周辺の商店街を散策する計画も間に合いませんでした。到着が遅くなったため、ほとんどのお店が閉まってしまい、6月に見頃を迎えるあじさい(紫陽花)を見るために、箱根登山電車に乗ることにしました。
箱根湯本駅の近くに着いたとき、まずは近くの駐車場に車を停めようとしましたが、反対車線には多くの車が並んでいたため、そのまま山の方へ進みました。すると「箱根湯本日帰り温泉 和泉」付近に駐車場を見つけ、温泉を利用しなくても有料で駐車可能かを確認したところ、快くOKとのこと。料金を支払い、車を停めて駅まで歩いて向かいました。
箱根湯本駅の商店街はほとんどがすでに閉まっており、私たちは駅へ向かう歩道橋を登って構内へ。切符を購入してホームに入ると、ちょうど赤い箱根登山電車が停まっていました。たくさんの乗客が降りるところで、反対側には青い電車(小田急60000形・60255F)が停車していて、とても美しかったです。
一番前の座席に座り、運転士さんが運転する登山電車の前方風景を眺めながら出発。電車はスピードは速くないですが、いくつものトンネルを通り、スイッチバック方式で山を登っていきます。途中の駅で一旦停止すると、運転士さんが先頭車両から最後尾へ移動して、反対方向のレールに沿って再び出発します。
車窓からは、沿線に咲くたくさんのあじさいを見ることができました。私たちは大平台駅で下車し、2本の線路の間にある「秘密のスポット」を見に行くことにしました。駅を出ると、すぐ脇に目立たない小道があり、そこを50メートルほど歩くと目的地に到着します。
この秘密の場所には、いろいろな品種の紫陽花が咲いており、2本の線路の間から紫陽花と登山電車を同時に撮影できます。電車の走行音が聞こえたら、カメラを構えてシャッターチャンスを逃さないように。
↑ この時、偶然にも2台の登山電車と紫陽花を同時に撮影することができました。一台は箱根湯本方面へ、もう一台は強羅方面へ向かう電車で、とても近い距離でした!
撮影を十分に楽しんだあと、下山の準備を開始。時刻を確認してから、大平台駅の向かい側にあるバス停へ向かい、箱根登山バスの到着時間をチェック。下山にはバスの方が早そうだったので、待っていると5分もしないうちにバスが来ました。
バスにはたくさんの乗客が乗っていて、道は細くてカーブが多かったのですが、運転手さんの腕前が素晴らしく、スムーズに下山。約10分で先ほど車を停めた場所に到着しました。バスの中には外国人観光客もたくさん乗っていて、「あぁ、みんな箱根に遊びに来てるんだなぁ」と実感しました。😄😄😄
箱根登山電車
公式サイト:https://www.hakonenavi.jp/hakone-tozan/
箱根湯本駅 所在地:Yumoto, 箱根町足柄下郡神奈川縣 250-0311日本
地図:
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