小豆島の絶景とアート巡り
小豆島には、日本の百大棚田のひとつである中山千枚田だけでなく、日本夕陽百選のひとつ屋形崎夕陽の丘もあります。さらに、近くの小高い丘には瀬戸内国際芸術祭2022のアート作品、作品番号**SD43「はじまりの刻」**が展示されています。小豆島には美しい自然景観だけでなく、多くのアート作品も点在しており、一日ではとても遊びきれません。
小豆島を満喫するには最低でも2泊3日の滞在がおすすめです。私たちはまず中山千枚田の美しい風景を楽しんだ後、屋形崎夕陽の丘へ車で向かいました。ちょうど向かい側の道路沿いに無料駐車場があり、安心して駐車できます。車を降りて歩道のガードレールの方へ進むと、すぐに「屋形崎夕陽の丘」と書かれた看板が見えました。その背後には、美しい夕陽が広がっています。しかし、台風が近づいていたため空には黒い雲が多く、それでも雲の隙間から差し込む光が海面に反射する様子はとても幻想的でした。
歩道のすぐ横には東屋があり、中にはテーブルや椅子が設置されていて、家族でゆっくり景色を眺めながら会話を楽しむことができます。また、海を望む場所には2つの大きな岩があり、それぞれに文字が刻まれています。さらに、東屋の向かい側の斜面を少し登るとブランコ型のベンチがあり、ここでのんびりとリラックスすることができます。夕方になると気温も下がり、心を落ち着かせながら静かな時間を過ごせる、とても魅力的なスポットです。
アート作品「はじまりの刻」(SD43) を訪れる
屋形崎夕陽の丘の近くには、瀬戸内国際芸術祭2022のアート作品、**作品番号SD43「はじまりの刻」**があります。そこへは、小道を約2分ほど登る必要があります。途中でキャンピングカーが停まっており、車中泊をしている旅行者の姿も見られました。
遠くから見ると、まるで大きな白い卵のような形をしています。近づいてみると、その卵は想像以上に巨大で、高さは約4メートルにも及びます。案内板によると、このひび割れた白い陶器の卵は「はじまりの刻」、つまりThe Time of the Beginning(始まりの時)を象徴しています。この作品は、卵の中から植物が芽吹く様子を表現しており、それは生命の象徴でもあります。植物はこの卵という大地の中で発芽し、成長し、枯れていく運命にあります。これは私たち人間が生まれ、成長し、やがて死を迎えるという人生のサイクルを示唆しているのです。
その時、私はそんな深い意味を考える余裕もなく、ただ亡くなった家族への想いが込み上げてきました。さらに、台風が迫るなかでの旅路において、計画通りに進めてはいたものの、予期せぬ出来事に直面する複雑な心境にもなりました。
この作品の制作過程は、三宅之功氏のInstagramでも公開されています。ここで海を眺めながら、この作品を通じて生命の価値や人生の意味について考えることができる、そんな特別な場所でした。
屋形崎夕陽の丘
公式サイト:https://www.my-kagawa.jp/night/3309/
住所: 香川県小豆郡土庄町屋形崎
電話: 0879-82-1775(小豆島観光協会)
地圖:
はじまりの刻(SD43)
公式サイト:https://setouchi-artfest.jp/artworks/detail/d87de637-3b73-486e-b4c7-56441fa42ac3
住所: 香川県小豆郡土庄町屋形崎 761-4142
地圖:
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