松山市を散策しながら、フランス風の建築様式を持つ別荘「萬翠荘」を訪れます



国の重要文化財に指定され、日本百名城の一つである松山城を見学した後、次に向かうのは近くの萬翠荘と坂の上の雲ミュージアムです。この辺りにはたくさんのショップがあり、散策も楽しめます。大通りに出ると、松山三越デパートも見え、その向かいに位置しています。

萬翠荘と坂の上の雲ミュージアムの方向に歩く

少し遠回りして坂の上の雲ミュージアムに到着しましたが、チケットを購入して後で見学する予定です。まずは萬翠荘を訪れて、この地域で有名なフランス風の建築を鑑賞することにしました。萬翠荘は戦争の被害を免れました。山の近くにあり、周囲が豊かな植生に覆われていたため、飛行機から発見されにくく爆撃を避けることができたのです。

萬翠莊周辺の地図です

萬翠荘は坂の上の雲ミュージアムから約200mの距離にあります。ただし、道路がやや狭いため、歩行中は車両の往来に注意が必要です。

萬翠莊と収蔵庫

曲がり角を曲がると萬翠荘が見えてきます。建物は定期的にメンテナンスが行われており、展覧会も開催されています。ただし、入場にはチケットが必要なため、外観だけを見学することにしました。隣には収蔵庫と思われる建物があり、普通の倉庫ですが3階建てのように見えます。

横の休憩所から見た萬翠荘

萬翠荘は原型がしっかり保存されている貴重な建築物で、愛媛県から有形文化財に指定されています。その後、2011年には国の重要文化財にも指定されました。定期的な展覧会が行われており、建物自体も非常に精緻な作りで、周囲の山林に囲まれてよく保護されています。。

萬翠荘と高浜年尾の句碑「父の恋しき故郷」

中庭を通ると、人が乗れる人力車がありましたが、観賞用のようです。正面から写真を撮ろうと思ったのですが、前方のスペースが狭く、正面からの撮影はできませんでした。左右のどちらかから斜めに撮影するしかなかったので、写真を撮り終えた後は坂の上の雲ミュージアムのチケットを購入して見学に向かう予定です。

萬翠荘周辺には休憩できる東屋や池、庭石があります。また、奇岩には詩句が刻まれており、調べてみると高浜年尾による句碑「なつかしき父の故郷月もよし」であることが分かりました。この周辺は非常によく整備されており、夏でも涼しく快適に過ごせます。


萬翠荘

公式サイト:http://www.bansuisou.org/

住所:愛媛郡松山市一番町3-3-7 790-0001

電話番号:089-921-3711

見学時間:月曜日休館;火曜日~日曜日 9:00~18:00

地図:

 

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